私とDQN、時々気のいいヤンキー

バイト先にDQN親子がきた、
接客をしたんだけど、態度がひどい、確認の意味でケーキを二つの箱に分けますと話したら、さっきいったしバカじゃねーのとか、中々な言動、
容姿は、母親はチビで太っていた、金髪で闇金ウシジマくんに出てくるヤンキーよりも酷いと思った、
子どもは、小学三年生くらいでプリン頭、かなり太っていて一重でピアスまで開けていた、小学校では絶対に要注意人物になっているだろうというのが手に取るようにわかった、一瞬自分は何かの漫画の世界にでもいるのかなとさえ思ってしまった、

そのDQN親子の接客が終わったら、店長が私に話しかけてきて、クレームもらっていたね、なんて話された、
もうこうなったら、くびだとか思う私はネガティブなんだなと思い知らされた、
まあ、こちらも言葉足らずなとこもあったから、DQN親子がすべて悪いとは言えないけど、そのことをネタにする私の品が問われそうですが、
こうやって、ネタになるからありがたいので、是非是非来ていただきたいと思う、

一方で、ヤンキーの方々は好きだ、
ここでは、DQNが根も頭も救いようがない人で、ヤンキーは根は優しいが外見がいかつかったりする人と定義しています、
ヤンキーの方々は、色々な意味で感心する、これだと思ったものは、半端なことはせずに一番をとるイメージがある、
私もヤンキーになればよかったとも思うくらいだ、

1度、ちょっとヤンキーが入った家族に助けられたことがある、
三月頃に車を運転していたら、前の車にぶつかってしまった、その車に乗っていたのはいかつそうな男性で、車から降りてきた、
私も降りて、すみませんでしたと半泣きになりながら謝った、
すると、その男性は「お姉ちゃん、大丈夫か??人生相談ならいつでも聞くからな!!」とまず私の心配をしてくれた、

その後、相手の車にキズがついていたので、土下座する勢いで謝っていたら、車は大丈夫、走ればキズがつくものだとお話をしてもらった、
連絡先を交換して、翌日ケーキを買って、謝罪しに行きました、
警察とか、保険会社とかに届け出がいかなかったことと、その優しさに泣いた、

今でも申し訳なく思うし、もし自分がこんなことをされたら怒ってしまうだろう、
こんなにきっぷがいいことはできないと思う、
誰かに優しくされた、だから、誰かに優しくしないとだめだなと思った体験だった、
どうかあの家族が、末永く幸せでありますようにと今でも祈っている。