交差

年に一度の甲状腺外来へ検査に行く、
採血をしてもらう予定が、中々私の血管が浮き出てこないためできない、いつもならすぐ血管が浮き出てくるのに、生理中ってことを話したら体調により血管の浮き出てくるのにも違いがあるらしい、
やっと出たと思って看護婦さんが注射したら、ごめんなさいって言われながら抜かれた、どうも血管を外したらしい、
その後、めちゃくちゃ謝られて、顔が青白いということでベットではなく、待合室のソファーに寝かされた、どうもベットが一杯だったらしい、

待合室で寝かされても、恥ずかしいのですぐ座った、
エコー室に呼ばれて、仕方ないから手の甲から採血、細い血管に通したみたいで終わったあとも地味に痛い、
診断は何ともなかった、あと二年後に検査ってことと、体重の大幅な増減、妊娠したり、妊娠が中々できない場合にはまた来て下さいって言われた、妊娠ねぇ、

カウンセリングに行った、
今回もたくさん話した、私は人に色々と言われやすいから、文句を言われても言い合ったりしないこと、
私は自分を自分で苦しめることが多いことが話された、
私ね、自分を甘やかすことと、自分を許すことの違いが分からないんだよ、
その違いってなんだろう、

あと、さすがに出会い系とは言えなかったけど、ブログを書いていることを話した、
書くことを頑張ってないのに読んでくれる人がいるって話したりした、フォレスト・ガンプの場面では彼は宛もなくアメリカを走って縦断していた、人々からは希望だとか言われたり、一緒に走る人が現れたりすることを話した、
それから色々と話されたけど忘れた、
どうなっていきたいかっていうのでは、働く人のサポートをしたいということを話した、自分は働くことで悔しい思いをし続けてきたから、人よりも働くことには慎重になっている、しかし、興味はある、働く人のサポートってどんな仕事があるかな、

緑茶をすすりながら、色々と話した、
昔から、社外の人とはなかよくできて、社内の人とはなかよくできない、
そのことをカウンセラーに話したら、色々と糸口となりうる話をしてもらった、考えすぎとか言われた、
でも、いつも共通して言えることは安心という柱を自分の中に持つことと、人から何かを言われて傷つくのではなく、自分を傷付けるのは自分だけってことだ、

久しぶりに、すっきりして帰ってきた、
以前、私は壊れたガラスのコップだと自分を例えたけど、コップ(=自分)を壊しているのは自分だったことに気が付いた、
まわりの人はどうしているのだろうか、
ちょっと気になる、

秋の広瀬通は素敵だ、
いつか仙台で暮らすのも悪くないと思った、
あちこちに散りばめられている季節の破片を探しながら、こうやって季節は巡っていくんだ、風が冷たくなってきたなー、とか考えながら歩いた、
夏と秋があおば通を交差した、その一瞬が見えたとき、曇った空は無表情だった、ちょっとだけ複雑な感情が出てきた