電動こけし

今夜は遠藤ミチロウの電動こけしが似合う、ライブ版のミチロウさんがかっこよすぎる、こんな大人に私はなりたい、
そろそろお金がヤバイ、それに頭を悩ませている、
そんな状況にいても、私はのんびりやだ、
普通の人なら、なんとかしないとと思っているんだろうけど、私はいつ死んでもいいんでという立ち位置で生きているので、お金がなくなったら死ぬか生活保護かパチンコで食いつなぐ覚悟はできている、それくらい生きることに無頓着だ、

もしそうなったら、と考えて準備すべきことを考えた、
まず、メル友や日記などに死にますと挨拶して、メルアドを消去する、
セフレに訳を話してセックスする、
お世話になった知人や元カレにも挨拶をする、
それができたら、どうなってもいい、

バイト先で、ペコちゃんのホッペを買ったお客さんが話しかけてきた、
相方の命日で、もう死んで四年になるんだけど、ペコちゃんのホッペが大好きな人だったから、私だけ食べようと思って購入したとのこと、
独り暮らしだから、大きなケーキは食べれないって話していた、それからカロリーを気にしていた、
そのお客さん、ずっとにこにこしていたから余計に切なくなった、一人で生きていくっていうのはこういうことかもしれない、こうやってケーキを売っているだけでも人の人生を垣間見えることも驚いた、

後輩が子供を産んで二年になる、
今、シングルマザーとして子供を育てていて、誕生日にはケーキを食べさせたりしていたらしい、
それを聞いて、自分は何をしているんだろうと思ったし、元カレと結婚をしていたら今頃それくらいの子供がいただろうなと考えた、
人と比べてはいけない、あなたのペースでと言われるけどね、

やはり私は人が好きなのだ、
だけど、どうとっかかりをつくればいいのか分からないのだ、
やはり、自立をしないといけない、
はや起きができないのが難点だけど、

伊集院静の続・大人の流儀を読んだ、
伊集院氏は、東京と妻子を捨てて七年間ほど逗子にあるホテルで身を寄せていた、
その当時、宿賃も払えない無職の男性にまかないを食べさせたり、本棚を作ったりとまるで家族のようにホテルの従業員とふれあっていた、
今の時代ではありえない話と思いながら読んだ、多分、あと支配人がすごい人、君は何をしても大丈夫、私がそう思っているとか伊集院氏に話している、あと、損得で決めるのではないとか、そんなことを読んでいて、私に必要なのはこういうことなんだと思った、めちゃくちゃかっこいい大人ってこういう人のことをいうんだと感じた、

伊集院氏は仙台に住んでいるらしい、仙台って作家に好かれる街なんだろうか