猫生

先日、カウンセリングに行ってきた、
父の仕事がダメになったこと、もう働かないといけないことなどを話してきた、
それから、私はメモを書いているけどそれを読み返したりしていない、吸収するのではなく、それを取り出して使うことを求められていると、
確かに、学生時代も問題プリントをもらって、解かないでそのままにしたりとかしていた、

この間、地元のイベントに行ってきた、
地元のイベントにいくと、必ず前の職場で会ったことがある人と会う、
この日も人から声をかけられた、
今何をしているのと言われると困る、

その中で、前の職場に所属をしていて、たまに事務所に来ていた方に会った、
挨拶されて、実はくびみたいな感じでやめましてとことの顛末をかいつまんではなした、
そしたら、こんなこと気にしていたら生きていけないよとあっさりと言われた、
なんだか拍子抜けしたし、納得した、

それと同時に裸にされた気分だった、もう動けない理由がなくなってしまったからだ、
私は動けないとか、できない理由を構築するのに頭をよくつかう、
それは、売れない営業マンも同じ傾向にあるらしい、
動けないじゃなくて、動きたくないよりどころとして様々な理由を使い、同情を集めていたのだ、その同情が気持ちよすぎて誰かに依存することがデフォになった、かわいそうな自分に酔っていたのだ、それから周りがなんとかしてくれるという甘いことを思っていたのだ、

そんなに頭よくないし、体をつかうほうの仕事があっているのかもしれない、
私は自信をもって、四月からは前進しているといいきれるけど、世間はもっと冷ややかに見るだろうな、そういう会社は御免だと思うくらいの度胸もないといけないのかもしれない、
どんな仕事でも、その環境が重要なんだろうけど、恵まれていても、恵まれてなくても自分が変わろうと行動しない限りだめなのだ、

猫になりたい、猫になればまわりの目とか気にしなくてすむから、
しかし、猫は生まれた頃から、種類などで猫生が決まる、犬もそうだ、
運よくたまたま拾ってもらえることもある、人懐っこい猫はみんなに愛される、
まるで人間のようだ、猫も大変である