シール

ぺた、ぺた、私はバイト先の値下げ機から出ているシールを商品に貼っていた、
前の職場であったことが走馬灯のように甦る、
最後には、前にかいた人が出て来て、こんなの気にしていたら生きていけないと話している、
ぺた、ぺた、ぺた、

最近わかったことがある、
私は地元が嫌いだ、その理由がはっきりとわかった、
私と地元は同じなのだ、
地元の悪いところが、私の悪いところと同じなのだ、だから、一刻もはやく出たい、

そもそも、私がもっとはやく精神科やらカウンセリングやらに行かなかったのは、前の職場のパワハラ上司に傷つけられたけど、そのせいでカウンセリングの費用がかかるのは嫌だと思って行かなかった、
で、今はずっと前の職場のどこにいってもやっていけないという言葉にとらわれている、
そのおかげでカウンセリングの力を借りている、
ぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺた、
なんだか腹が立ってきた、なんでこんなやつらのために悩んでいるんだ??と思ったからだ、
バカバカしい、ようやくそう思えた、モラトリアムから脱出するにはどうしたらいいか、

で、めちゃめちゃ動きたくなって、ハロワに行こうと決意する、
何気なく見たスマホのニュースを見たら、安藤政信結婚していたのニュースを見る、
そして、私は寝込んだ