東京

最近、就労支援団体で一緒だった方と話していたら、今日でここは卒業なんです、と話していた、
よく聞いたら、面接したその場で就職が決まったらしい、祝日も土曜日も出勤らしく、年間休日は86日らしい、そこに決めたのは研修制度が整っていることとハロワと職員の人にすすめられたというのがあるらしい、
すごい緊張していると話していたので、その気持ちが痛いくらい伝わってきた、
私もなんとかしないといけないのにな、

就労支援団体の職員の方からは、あなたは前向きで、何だかんだ言ってもちゃんと前を向いていると言われた、
母からは、あなたの良いところは行動力があることと、器用なところと言われた、
私はすべて逆だと思っていた、
自分で言い出したことを成し遂げられることとかないですからね、リーダーシップとかないですから、

土曜日の夜は憂鬱だ、
またに元カレのことを思い出すからだ、Googleアースで遊ぶと、前すんでいた東京のアパートと元カレの家は見てしまう、
土曜日の夜に見たチューボーですよを見て、日曜日のランチか夕飯を決める、
笑点みながらご飯をつくる、そんな光景が懐かしい、こんなの忘れていたはずなのに、

そんなセンチメンタルな週末に、やっぱりGoogleアースで、元カレの部屋の付近を見た、
元カレ、まだあそこに住んでいるみたいだった、
あと、私が住んでいたとこも洗濯物が干してあり誰かが入居していた、
それがすごく寂しかった、

数年前の出来事なのに、自分がいた環境は夢みたいなところだったんだと思った、
今は現実に引き戻された感じだ、
また東京の中心部で暮らしたいかと言われたら、いやだな、
八王子とか、横浜、鎌倉、仙台とかに住みたい、

ハロウィンでごった返す渋谷のスクランブル交差点を見て、
誰かが、東京は地元から変わり者呼ばわりされてしまった田舎者がすむ場所だ、と言っていたことを思い出した、
そんな東京が居心地のいい場所だった私は、全てに該当する、やはり地元は嫌だけど、出ていく勇気がない、
今は東京からお呼びてないので、もういくことはない街なのかもと思う、

最近、東京は住むところじゃないと話していた人の気持ちがわかった、
ずーっと住める場所ではないかもしれない、
最終的に、東京にくる人はみんな出ていく人が多い、
それと、東京にくる人は私みたいに辺鄙なとこかではなく、県庁所在地出身の方が多い、そこでも少しコンプレックスがあった、

金曜日、テレビを見ていたら、本の紹介をしていて、そこで「環境の奴隷になってはいけません」という言葉に出会った、私はずーっと奴隷になっていたと気付いた、
社会に対して、なめていたと言われればそうかなとは思う、
これからは、私がどうしたいのかが問われてくる、
一人暮らしをして、数年前のように何事にも一生懸命になっていたいと思うし、もう一度、彼氏でも作ればいいのかなと思っているが、出会いがない