コスト

就労支援団体に行った、会社のの都合でダメになった人が来ていて、またよろしくって言われた、なんだか複雑だ、
その人は、あんなことがあったのに、翌日から前向きにまた動き始めていたみたいですごいなと思った、
しかし、やはりこういうとこにくると甘えが出てしまうので気を付けないとな、
ちょっとした施設の就業訓練に参加しないかと言われたが、その人と同行とのことでどう接したらいいか分からなかったので遠慮した、

私は昔から、ネガティブなことが起きた人には近寄りたくないと思ってしまう、
例えば、退職する人が社内にいたとして、その人をちょっと避ける、
自分も一緒にやめてしまわないかという不安や、そういう気が私を支配してしまうのではと考えてしまうからだ、
めちゃめちゃ潔癖だなと思う、

バイトでは、久しぶりに品だしをした、
段ボールに入った冷凍食品をだしていて、カッターで商品を切ってしまった、
それで、前に他のバイトのA君に教えられたように、廃棄するとこにおいた、
そしたらマネージャーが来て、こんなこと誰に教えられたのと言われたので、A君の名前を忘れてしまったので、バイトの年長者のB君に教わったといってしまった、

マネージャーはB君は正規の社員でもなんでもないからだけど、と続けていた、
その後、マネージャーは、切れた商品もうちのお金で買ったものだから、簡単に捨ててほしくない、処分する品物なども上に理由を言わないといけないとかあるんだ、責任をとれまでは言わないけどそうなったら購入する人もいる、社内販売のお菓子とかもみんなに話しているけど、売る努力をしろと、そう言われてからマネージャーの携帯が鳴ってどこかに行った、
その瞬間、B君に対する罪悪感が出て来て、B君を見ると申し訳ないと思う気持ちが押し寄せた、
それと同時に、私は営利企業には向いていないのかもしれないと思っていた、

確かに、コストの観点からものを考えていない時点でだめだよな、あと、切れた商品を買うと申し出ない時点でだめだな、
言っていたことが、ひとつひとつ突き刺さり、社会に出るってこういうことなんだなと思った、
切れた商品は、値引きして他のパートの方々が買ったらしい、パートの方は値下げされていてラッキーと思っていたみたいだ、
私は団子を買って、B君にお裾分けをした、本当にごめんなさいと心の中で言った、

この一連の出来事は、なにを暗示しているんだろう